zenは 日本円をそのまま仮想通貨(ブロックチェーン)の価値に連動させることを目的に作られたものなの。
これで財布持たなくてもいいね~♪
詳しく聞く前に決めちゃって後悔しない?
お金が デジタル化されただけってことじゃないの?!
Zenとは何?
Zenは、話題のトークンとなったWowooや、その関連企業OKWAVEや台湾の上場企業のレッドホースがサポートするということでも話題になりました。
有名な企業からのサポートがあるのは、もちろんのこと、その内容に注目が集まっています。
ここ近年、たくさんのトークンが生まれていますが、株やFXのトレードのように投機目的に扱われることが多いですよね。
ですが、現状ではまだ、普段の買い物の支払いにはほとんど使われていません。
仮想通貨のブロックチェーン技術は色んな分野で有効といわれています。
ですが、お金(通貨)と呼ぶのであれば、まず 物やサービスとの交換のために使われるべきなのかもしれません。
しかし、多くの企業や店では、仮想通貨の激しい値動きのせいもあり、決済方法として導入するのが難しいようです。
その時々で価格・価値が異なるようなものだと、商品に対する価値に満たないこともあり得るので、導入されないのも納得です。
そこで、仮想通貨プロジェクトZenが立ち上がりました。
多少の変動はあるものの、基本的には1Zen=1 Yenで その価値をキープしようとしています。
その差が出ないようコントロールされる仕組みになっているので、今までの仮想通貨のような利益は 当然に期待できません。
つまり、絶対にもうからない仮想通貨ということにもなるのです。
トレード目的の人にとって、Zenはつまらないかもしれませんね。
ただ、現段階ではあくまで実験的なので、対日本円との為替が安定しているとも言い切れません。
YenとZenの違いといえば、Yenは日本銀行を主体とした中央集権で管理されていますが、Zenは非中央集権型ということです。
Zenは、Yenのように日本銀行によるコントロールがなく、また銀行を介さずに個人間での送受信ができます。
Zenのプロジェクトですが、いくつかのフェーズに分かれて進んでいきます。
プロジェクトZen
ちなみに、第1フェーズは2017年11月30日に終了しています。
第1フェーズでは、BCCC(ブロックチェーン推進委員会)会員企業に限定しての取り扱いを実施しました。
ブロックチェーン推進委員会(BCCC) この動画で解説している方が代表理事の平野洋一郎氏です。
チェック
副代表理事にはZaifの社長 朝山貴生氏、理事にオウケイウェイブの社長 兼元謙仁氏。
さくらインターネット株式会社の社長 田中 邦裕氏、日本マイクロソフト ISVビジネス推進本部長が名前をつらねていますね。
BCCC会員企業が提供したサービスや商品以外にZenを利用することはできませんでしたが、参加企業間での決済はできるだけZenで行うというものでした。
たとえばBCCC主催の「ブロックチェーン大学校」の受講料はzenのみでしか支払えないものとし、その実験の機会としています。
第2フェーズでは、第1フェーズで見えてきた問題点の改善をしていこうというものです。
また、第1フェーズでは限られた場所でのみの取引でしたが、より公共なものになったときに使いやすくする必要もでてきます。
そこでブロックチェーンの新たな選択や 為替安定のための発行額のキープなどを行う予定です。
まだ実験段階ではありますが、日本円との連動性が高くなればより安全な仮想通貨となりそうです。
さきほども述べました通り、トレード向きではないとおもいます。
しかし、Zenが日本円意外の仮想通貨とトレード可能になれば、トレードを休憩したいとき(利益確定の時など)に役立つかもしれません。
それは、日本円として その価値がどのくらいあるのか 直接目視できることになります。
トレードに使っていた他のコインをZenに変えて保持することで、銀行に預けるように安心して資産を守ることができるかもしれないのです。
財テク(?)の一つとして覚えていてもいいかもしれませんね。
Zen取引情報
Zenのトークンは、JPYZとよばれます。イーサリアムのブロックチェーンを利用。
既に上場しており、日本のZaifで取り扱われています。
Zen | ゼン |
トークン銘柄 | JPYZ |
1JPYZ | 1円 |
運営/発行元 | BCCC(ブロックチェーン推進委員会) |
ブロックチェーン推進協会への問い合わせ先
・入会申し込み受け付けサイト
http://bccc.global/application
・お問い合わせ窓口 ブロックチェーン推進協会 事務局(インフォテリア内)
TEL:03-5718-1297 / E-mail: bccc@bccc.global
BCCC公式
現在 対Yen(日本円)のみで、他の仮想通貨を用いての購入は今のところできません。
基本的には1JPYZ(Zen)=1Yen(円)をだいたい維持しています。
ただ、あくまで『だいたい』であって、保証はありません。
昨年、1JPYZ=5,000Yenにまで上がったこともあります。
おそらくこれは、Zenがデビューしたてで、注目と期待が一気に集まったせいかと思われます。
その後、落ち着きをみせていますが、やはり絶対はないので気を付けておきたいですね。
巷のニュース 評判
それでは、ちまたのニュースも見てみましょう。
日本円に対し為替が安定した仮想通貨を志向したデジタルトークン「Zen」の社会実験、第1フェーズが本日で終了。「Zen」の発行総額は約8億5千万円相当となりました。第1フェーズのレポートは2017年12月末までに公開し、さらに第2フェーズに繋げる計画です。 #Zen #BCCChttps://t.co/OaeVn0JmRb
— Pina Hirano (平野洋一郎) (@pinahirano) 2017年11月30日
代表理事の平野氏から、フェーズ1終了時の報告。
昨日、ようやく金融庁から仮想通貨交換業者登録一覧が発表されました。(PDFリンク) BCCCのZENも登録仮想通貨に含まれています。まずは、テックビューロ社のZaifから。他の交換所でも順次扱いが追加される予定です。 #BCCC https://t.co/2ldDBVpVxZ
— Pina Hirano (平野洋一郎) (@pinahirano) 2017年9月30日
仮想通貨「Zen」社会実験第1フェーズレポートの公開について | BCCC - ブロックチェーン推進協会 https://t.co/VZhoKVZkfq
— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2017年12月30日
そして、取引所でZenの扱いを開始したザイフからも。
投機の対象として、儲かる儲からないの側面でzenを取り上げる方もいらっしゃいますが、運営側からは 価値が変わらないことに重きをおいている=儲からない通貨と敢て発信されています。
先ほども述べましたが、トレードで儲けたい人向けではないかもしれません。
ただ、日本円が世界において信頼があるように、日本円の為替と連動するという信頼のおけるポジションを確保できれば、
一般生活での利用通貨=『いざという時のJPYZ』というように 安全トークンとして保持・使用できるものになるのではないでしょうか?
だけど、日本円との為替連動が安定して、実用的な仮想通貨になってくれたら本当に便利になるだろうな~!
じゃあ、ここでまとめよ!
まとめ
- 話題Wowooや、その関連企業OKWAVEや台湾の上場企業のレッドホースがサポート!
- 実際に様々な商品やサービスの購入時の、決済ができるようになることを目標としている。
- 1Zen=1Yenと対日本円の為替連動を目標としている。
- 日本円とZenの違いは、Yenは日本銀行を主体、Zenは非中央集権型ということ。
- Zenは、日本銀行によるコントロールがなく、また銀行を介さずに個人間での送受信可能。
- 今は実験段階ではある。第1フェーズは2017年11月30日に終了。
- 第1フェーズでは、BCCC(ブロックチェーン推進委員会)会員企業に限定しての取り扱いを実施。参加企業間での決済はできるだけZenで行うという実験を行った。
- 第2フェーズでは、第1フェーズで見えてきた問題点の改善。
- Zenのトークンの名称は、JPYZ。上場済でZaifで取り扱われている。
- 現段階では対日本円のみで、他の仮想通貨とは取引不可。
- 1JPYZ(Zen)=1Yen(日本円)がのキープを目標としている。安定的ではあるが2017年中には、1JPYZ=5,000Yenになったこともある。
普段のお買い物が、仮想通貨でできるようになればとても便利!
しかも、日本円との連動ってことで身近で 安心も感じるわ。